多様性を育む環境-自由にのびのび暮らす馬との共生

本校に隣接する「かしわの森」は、約8ヘクタール(東京ドーム約1.6個分)の広大な森です。

この森は、子ども達の遊び場であり、学びの場です。色や形、光、風、香り、温度、湿度…無限の情報が広がる森は、子ども達の脳や身体、感性に刺激を与える最高の環境です。自然が子ども達の「非認知スキルを育む」という研究結果が示す通り、リアルな世界でリアルな力が育つと言えます。

私たちは、この森を「学びの場」として活用すると同時に、子どもと大人が力を合わせ楽しみながら、後世に繋ぐ、豊かな森を育てることを目標としています。そして、その活動そのものが、環境教育となると考えています。

かしわの森には、多様な動植物に加え、2頭の馬も暮らしています。2頭の馬はNIちゃんとTAYくんと名付けられました。それぞれ、「木」と「森」を意味するアイヌ語です。

NIちゃんとTAYくんを迎え入れた目的は、主に3つあります。

【学び・体験】
馬との触れ合いから生まれる様々な学びや動物と心を通わせる体験を期待しています。
【森の再生】
森に広がる笹を食べてもらうことにより、新しい芽が成長するチャンスが高まり、より多様性のある森に育っていくことを予想しています。また、馬が歩くことにより大地に刺激を与え、森の生態系が活性化することを期待しています。
【森の安全】
馬が森に住み、笹を食べてくれることにより、クマが身を隠すエリアが減り、我々の拠点から遠ざかること、また、風の流れが生まれ気持ちの良い森になっていくと予想しています。

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